「手書き」というこだわり。

今日は前回のお話に引き続き、 “こだわり” のお話。
仕事や生活の中には「人には譲れないこだわり」ってのがあります。
わたしの場合は、例えばお客様に商品をお届けするとき。
「必ず手書きの手紙を商品に添えてお届けする。」そんなこだわりがあります。
どうして?と聞かれることもあります。
そんな手間のかかる効率が悪いこと、なんて言われることだってあります。
だけど続ける理由は、わたしの言葉でしっかりお客様と会話したいから。
手紙を書く前にいろんなことを想像します。
今日手紙を書くお客様はどんな人なんだろう。
どんなことがきっかけでこの商品を選んでくれたのかな。
商品が届いたら、どんな場面で使ってくれるんだろう。
そして深呼吸をして、一文字一文字書いていきます。
直接お話できない分、この手紙から少しでも温かみや感謝の気持ちが伝わればいいなと思っています。
お手紙なので、実際に会話をするようにお客様の表情を感じ取ることはできませんし、今は一方通行です。
でもいつか、今お手紙をお届けしているお客様とお会いできる日が来たら…そんな願いも込めて手紙を書き続けています。

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私たちが日本にいるお客様にインターネットを媒体として商品を届けるということは、とても難しいことです。
現在は店舗を構えているわけではないので、お客様の声を聞ける機会が少ない。
そんな中で、ひとつひとつのプロダクツに込められた想いやストーリーをどうやって伝えていくか。
そんなことを日々考えています。
もっとお客様とお話できる場を作っていきたい。そんな想いが芽生え始めています。

 

こんな小さなこだわりが仕事や生活を楽しむきっかけを作ってくれる。
今日はわたしのこだわりをお話しましたが、この「手書き」に対するこだわりはものづくりにも共通する部分があるかもしれませんね。
特にポートランドの職人さん達に共通する点は多い気がします。
レザーの携帯ケース一つとってもそう。
オールレザーで作られた携帯ケースなんて日本にはほとんどない。
なぜなら、時間と手間が必要だからです。
機械で作れる部分も、敢えて手縫いで仕上げる。
そうすることで、機械では再現できない、ハンドメイドならではの携帯ケースが生まれます。
日本の革職人さんに尋ねたところ、
「こんな手間をかけるなんて想像できない。僕だったらこんな作業耐えられない。
それにこの携帯ケース一つ作るために必要な時間と労力を考えたら、この金額は安すぎるよ。」
と、一言。
価値観は色々。
だけど、敢えて手間と時間をかけて一つ一つ仕上げた携帯ケースに価値を感じる人だっている。
少なからず、作り手はそこに価値を感じ、こだわりを持って作り続けているんだろう。
そしてわたしも、同じように価値を感じています。
色んなこだわりは、人の価値観から生まれていて、一人一人違うんですよね。
だからこだわりを持ってる人には個性がある。
これからも小さなこだわりを見つけていけたらいいな。

 

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